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2024年04月24日

川崎重工業グループ、メキシコ工場でオフロード四輪車の量産がスタート、北米市場の事業基盤を強化

■KMXの生産能力拡充によりフレキシブルな生産体制

 川崎重工業<7012>(東証プライム)グループのカワサキモータースは4月24日、メキシコの現地法人Kawasaki Motores de México S.A. de C.V.(KMX)において、オフロード四輪車の量産を開始したと発表。当初はユーティリティビークルを生産し、順次生産機種を拡大する予定。

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 メキシコのオフロード四輪車生産がスタートKMXは、ヌエボレオン州サリナスビクトリア市に位置し、年間3万台のオフロード四輪車の生産能力を有する主力工場の一つとなる。生産ラインの自動化を推進し、安定した品質を確保するとともに、素材加工から完成車の組立てまでの一貫生産の実現により、需要変動に対してフレキシブルな生産が可能。

 カワサキモータースは、主に北米におけるオフロード四輪車の市場拡大による需要増加に対応するため、2021年度から、米国現地法人Kawasaki Motors Manufacturing Corp., U.S.A (KMM)とKMXへの設備投資を進めており、今回のKMXのオフロード四輪車の工場稼働により、生産能力は年間10万台へと大幅拡充した。

 同社は、今後も堅調な成長が見込まれるオフロード四輪車市場に、競争力のある新モデルを投入することで、2025年までに四輪事業の売上収益を約2倍(2022年比)に拡大する計画。KMXの工場稼働により北米市場の事業基盤強化を進め、より良い商品とサービスの提供を図るとともに、さらなるKawasakiブランドの浸透と顧客満足度の向上に努めていくとしている。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:53 | プレスリリース