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2024年04月25日

旭化成、カナダにリチウムイオン電池用セパレータ工場を建設、北米EV市場向け需要拡大に対応

■ホンダと合弁会社設立も検討、2027年稼働予定

 旭化成<3407>(東証プライム)は4月25日、カナダ・オンタリオ州にリチウムイオン電池用湿式セパレータ「ハイポア」の製膜・塗工一貫工場を建設することを決定したと発表。ホンダ<7267>(東証プライム)との基本合意書を締結し、旭化成バッテリーセパレータは日本政策投資銀行から資金提供を受ける。カナダ連邦政府、オンタリオ州政府からの補助金・税恩典も予定されている。

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 カナダ投資の概要は、立地がカナダ・オンタリオ州で、概算投資額は1800億円、生産能力は約7億m2/年、商業運転開始時期は2027年となっている。この投資により、北米セパレータ事業統括会社を通じて資金が供給される。

 旭化成は、中期経営計画「Be a Trailblazer」において蓄エネルギー関連事業を成長戦略の一つと位置付け、北米の電動車市場向けに「ハイポア」の供給を拡大する。本田技研工業株式会社との合意により、高性能バッテリーの安定供給を目指していく。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:25 | IR企業情報