◆日経平均は3万7974円47銭(582円40銭安)、TOPIXは2721.61ポイント(20.21ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億3330万株
5月30日(木)前場の東京株式市場は、NY株の比較的大幅安に加え、国内長期金利の連日上昇を受けて様子見姿勢が強く、半導体関連株や鉄鋼、自動車、家電、大手商社株などが軒並み下げ歩調で始まり、日本取引所G<8697>(東証プライム)や大手証券株は続落模様となった。超高速取引にからむ調査の観測も出た模様。中で、北越コーポ<3865>(東証プライム)は政策保有する製紙会社株の削減や証券会社による目標株価の引き上げ観測などで昨年来の安値圏から反発し、金利上昇を受けてみずほFG<8411>(東証プライム)などもしっかり。日経平均は444円安で始まり、午前10時にかけて939円87銭安(3万7617円ちょうど)まで下押したが、その後は持ち直し、前引けは500円安にとどまった。
ネオジャパン<3921>(東証プライム)が出直りを強め、定額減税・給付の事務作業増大は追い風とされ、阿波製紙<3896>(東証スタンダード)は2年後の営業利益2倍などめざす中期計画が好感されストップ高。旅工房<6548>(東証グロース)は月次好調な上、佳子様のギリシャ訪問を受けて海外一人旅コースに注目集まるとかで大幅反発。
東証プライム市場の出来高概算は8億3330万株、売買代金は2兆1090億円。プライム上場1647銘柄のうち、値上がり銘柄数は770銘柄、値下がり銘柄数は812銘柄。
東証33業種別指数は5業種が値上がりし、パルプ紙、倉庫運輸、その他製品、銀行、繊維製品、が高い。(HC)
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2024年05月30日
【株式市場】前場の日経平均は一時939円安、NY株安、国内金利上昇に加え超高速取引にからむ憶測も
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:20
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