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2024年06月05日

i‐plugが後場一段高、新卒の「就活」長期化の傾向とされ「OfferBox」への需要拡大など期待

■学生と企業をつなぐサービス、6月1日の採用面接解禁を受け注目強まる

 i‐plug<4177>(東証グロース)は6月5日の後場、一段高の場面を見せ、一時17%高の1631円(231円高)まで上げて約半月ぶりに年初来の高値を更新し、その後は売買交錯だが上値を試す相場となっている。学生と企業をつなげる新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」を運営。来年の新卒就職を望む就活(就職活動)学生の採用面接が6月1日に解禁されたとのニュースを耳にして、「OfferBox」への注目や期待が強まっているようだ。

 新卒就活では、経団連などによるルールとして、3月に会社説明会と会社訪問が解禁され、6月に採用面接などが解禁されることになっている。ただ、実際には「企業の選考解禁も学生の内定率6割超、早期化で就活スケジュール形骸化」(読売新聞オンライン6月3日19:33)と伝えられるなどで、就活期間が長引くとともに、秋の採用を行う企業も増え、終活がエンドレス化する傾向があるもよう。こうした傾向とともに「OfferBox」をはじめとする終活ツールへの需要も拡大するとの期待が出ているという。(HC)

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