■2023年4月から先行テスト実施、好評につき全店導入決定
日本KFCホールディングス<9873>(東証スタンダード)グループのケンタッキーフライドチキン(KFC)は6月5日、2024年12月末までに全店舗でストロー不要の「ドリンキングリッド」を導入すると発表した。これは、プラスチック使用量削減に向けた取り組みの一環で、2023年4月から一部店舗で先行テストを実施していたもの。
「ドリンキングリッド」は、一般的なものよりも薄型でプラスチック使用量が少ないのが特徴。また、素材には使用済みペットボトルから作られた再生PETを25%使用している。
KFCは、これまでにもレジ袋のバイオマス配合化、ドリンク用プラカップ廃止、マドラー・スプーン・フォークの木製化などを実施しており、2020年から3年間でプラスチック使用量全体の削減率は1店舗平均58.7%を達成している。
今回の「ドリンキングリッド」導入により、さらにプラスチック使用量を削減し、環境負荷低減に貢献していく予定としている。
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2024年06月05日