■繁忙期のバレンタインデーに続きハロウインやクリスマスにも期待
モロゾフ<2217>(東証プライム)は6月11日、一段高となり、取引開始後に6%高の4650円(250円高)まで上げる場面を見せて2日ぶりに実質的な上場来の高値を更新し活況高となっている。10日の15時に発表した第1四半期決算(2024年2〜4月・連結)が好調で、各利益とも期初に開示した第2四半期の予想(24年2〜7月・累計)に近い数字を達成、注目が強まっている。
第1四半期(2024年2〜4月)の連結営業利益は前年同期比10.3%増の7億28百万円だった。期初に開示した今期の連結営業利益の予想は、第2四半期(24年2〜7月・累計)が7億90百万円、1月通期が21億20百万円。第1四半期はチョコレート業界の繁忙期・バレンタインデーがあったとはいえ好調との見方が出ている。業績予想は第2四半期、通期とも期初の予想を継続したが、チョコレート業界にはハロウインやクリスマスの需要もあるため、業績の上振れ期待が強まったようだ。(HC)
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2024年06月11日