コニカミノルタ<4902>(東証プライム)グループのコニカミノルタジャパンが販売する多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」が、東京都の都有施設38カ所に6月14日から導入したと発表。

東京都は2025年に開催される2つの国際スポーツ大会を契機に、デジタル技術を活用した「いつでも・どこでも・誰とでも」つながるインクルーシブな街づくりを目指している。その一環として、6月14日から都内の38施設に多言語通訳サービス「KOTOBAL」を導入し、障がい者や外国人との円滑なコミュニケーション環境を整備した。
KOTOBALは、AIによる機械通訳とオペレーターによるビデオ通訳を組み合わせたサービスで、最大32カ国の言語に対応。タブレット1台で、外国語通訳や音声筆談をリアルタイムで提供する。会話内容は文字に変換され、透明ディスプレイに投影されるため、相手の表情を見ながら翻訳を確認することができる。
今回の導入により、都民や来訪者は、言語の壁を越えてスムーズなコミュニケーションが可能となる。コニカミノルタジャパンは、今後もKOTOBALを通じて、多様な人々が安心して暮らせる社会の実現に貢献していくとしている。
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