
同社は、いつまでも心身の活力を維持し、自立した毎日を送っていただくため、管理栄養士がフレイルやサルコペニアの予防法を解説する「しっかり栄養、パワーアップ食」を運営している。
第33回は石井病院の中司安里先生が、加齢により筋力や身体機能が低下するサルコペニアのチェック法と栄養管理のポイントを紹介する。
■第33回 サルコペニアは知っていますか?
サルコペニアの早期発見に役立つ「SARC−F 質問票」は、(1)ものを持つ力、(2)歩行、(3)椅子から立ち上がる、(4)階段を昇る、(5)転倒、に関する5つの質問からなり、それぞれ3段階で評価する。日常生活を振り返りながら、ご自身でも簡単にチェックができる。
栄養管理では、体重減少に注意すること、口腔ケアを行うこと、1日3回主食、主菜、副菜のそろった食事をすることを推奨されている。主菜の主材料である肉や魚、卵、大豆は、たんぱく質の供給源であり、体力や免疫力の維持に役立つといわれている。たんぱく質の構成要素で、筋肉をつくる働きがある「ロイシン」が豊富な食品も紹介されている。
■「しっかり栄養、パワーアップ食」の概要
・更新日:毎月2回(第2・第4水曜日)
次回は2024年7月24日(水)13時
https://powerupshoku.mealtime.jp
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