■C&F社の株式取得に伴う業績への影響は精査中で含めていない
佐川急便のSGホールディングス<9143>(東証プライム)は7月29日、急反発となり、取引開始後に11%高の1600.0円(163.5円高)まで上げ、午前11時にかけても1580円前後で強い相場を続けている。前取引日・26日の午後に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は営業利益が4.1%増加などとなり堅調。2024年7月にTOB(株式公開買付)でグループインしたC&FロジHD(C&Fロジホールディングス)<9099>(東証プライム)の業績取り込みは精査中で連結業績予想などに含めていないとしたため、今後の上乗せ業績に期待が集まっている。
今期・25年3月期の連結業績予想は全体に前回発表分を継続し、売上高に相当する営業収益は1兆3800億円(前期比4.8%増)、営業利益は960億円(同7.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は260億円(同2.9%増。「24年7月のC&F社の株式取得に伴う業績への影響については現在精査中であり、連結業績予想及びセグメント別業績予想には含めておりません。今後公表すべき事実が生じた場合は速やかに公表」(決算短信より)とした。(HC)
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2024年07月29日