■AS−1763の高い安全性と忍容性により、予定より早く用量拡大へ移行
カルナバイオサイエンス<4572>(東証グロース)は9月3日、50円高(12.02%高)の466円(9時44分)まで上げて急騰している。同社9月2日、血液がんを対象疾患とする次世代型BTK阻害剤AS−1763のフェーズ1b試験において、用量拡大パートの開始を決定したと発表。AS−1763は2023年8月から米国で実施中の多施設共同試験であり、CLL・SLL・B−cell NHL患者を対象としている。現時点までに実施された用量漸増パートでは、高い安全性と忍容性が確認されており、治験責任医師の合意により予定より早く用量拡大パートへ移行することが決まった。
AS−1763は、CLLや他の成熟B細胞腫瘍において野生型および薬剤抵抗性変異型BTKの両方を標的とする新たな治療薬として開発が進められており、次世代型BTK阻害剤として期待されている。
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2024年09月03日
カルナバイオサイエンスが急騰、BTK阻害剤AS−1763フェーズ1b試験用量拡大パート開始決定
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:02
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