■音声から心の状態を可視化、ストレスチェックなど新たな活用も期待
プロディライト<5580>(東証グロース)は9月9日、音声から人の感情を分析する技術に関連する特許(特許番号:第7541605号)を取得したと発表。この技術は、クラウドPBX「INNOVERA」内のオプション機能「INNOVERA Emotion」にて既に実用化されており、音声の感情解析を通じて、従業員の心身状態や顧客対応の品質を向上させるためのツールとして活用されている。特許取得により、さらなる応用展開が期待されている。
同特許は、音声から喜びや怒り、悲しみなどの感情を解析し、ポジティブやネガティブといったスコアを付ける独自のアルゴリズムに基づいている。特に「INNOVERA Emotion」では、従業員のストレス状態や元気度を5段階で評価し、リモートワークや電話業務を行うビジネス環境における労務管理の新しい手法として注目されている。このシステムにより、リモート環境での従業員の管理や顧客応対の質の向上に大きく寄与する。
今後は、この音声感情分析技術が電話以外のビデオ会議システムや、国内企業に義務化されているストレスチェック制度への応用も見込まれている。同技術は、アンケート方式の限界を補完し、メンタルヘルス対策においても新たな基準として期待されている。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!
2024年09月09日
プロディライト、音声から人の感情を分析できる技術の特許を取得、電話を超えた応用へ
【新製品&新技術NOWの最新記事】
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:15
| 新製品&新技術NOW