2024年09月13日
京写は2日続伸基調、独自展開の「放熱ソリューション」が生成AI普及にともなうデータセンター向けにも期待
■EVやHVなどの高出力化インバーターやコンバーター、産業ロボなどに拡大
京写<6837>(東証スタンダード)は9月13日、337円(6円高)まで上げた後も堅調に売買され、2日続伸基調で再び出直る相場になっている。プリント配線板の世界的大手で、このところは、同社の研究開発による「放熱ソリューション」(高放熱メタルベース基板など)への注目と期待が強まっている模様だ。
同社の「放熱ソリューション」製品は、EVやHVなどの高出力化したインバーターやコンバーター、産業用ロボットに搭載される高出力モーター、高輝度が必要なLED照明(屋外照明・車載用ヘッドライト等)、発電機(風力発電等)などの用途に需要が拡大している。また、生成AIの普及にともなうデータセンターの建設増加が世界的に拡大している中で、熱の発生と電力消費の増加が課題視されており、同社の「放熱ソリューション」の応用が期待されている。(HC)
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