■飯塚病院との共同研究成果、10月からセル看護提供方式採用病棟で実施
都築電気<8157>(東証プライム)は9月26日、2024年10月から医療機関向けに「AI看護師配置支援サービス(仮称)」の無償トライアルを開始すると発表。このサービスは、麻生飯塚病院および麻生情報システムとの共同研究により開発され、現在は飯塚病院内で活用されている。医療従事者不足に対応し、看護業務と管理業務の効率化を目指すもので、患者数の均等割りや動線のムダ削減など、様々な看護方式に適用可能である。
トライアルは1か月間無償で実施され、セル看護提供方式を導入している病棟が対象となる。参加条件として、都築電気指定スペックのPC準備とアプリケーションのインストールが可能であること、1施設1病棟のみの利用などが挙げられる。この取り組みを通じて、公平で効率的な看護師配置の実現を目指している。
都築電気は9月26日から参加募集を開始し、トライアルで得られたフィードバックをもとにサービスの改善を進める予定である。将来的には、あらゆる看護提供方式に活用できるようサービス開発を進めており、医療現場における業務効率化と医療サービスの質向上に貢献することを目指している。同サービスの導入により、医療機関は看護業務のさらなる効率化を体感できることが期待される。
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2024年09月26日