2024年10月01日
石破茂総理誕生で沸く地方創生・防災関連株、多様な企業に投資機会
■石破茂総理誕生で注目される地方創生関連銘柄
自由民主党の新総裁に石破茂氏が選出されたことで、彼の掲げる地方創生政策が市場に大きな影響を与えている。特に地方経済への活性化を目指す企業が株式市場で注目を集めており、デジタル技術を活用した観光促進を手掛けるチェンジホールディングス<3962>(東証プライム)や、地方の農産品を都市部に届ける雨風太陽<5616>(東証グロース)などが挙げられている。さらに、地域企業向けの人材マッチングサービスを提供するみらいワークス<6563>(東証グロース)も、地方への転職支援が強化される中で株価上昇が期待されている。石破氏の地方創生に対する積極的な姿勢が、こうした企業にとって追い風となっていることは間違いないだいろう。
■防災庁創設の公約が影響する防災関連銘柄
石破茂氏が掲げるもう一つの重要政策は防災庁の創設である。彼の「軍事オタク」としての知名度も相まって、防災関連の銘柄が市場で注目を集めている。モリタホールディングス<6455>(東証プライム)は消防車や救助工作車を製造する企業であり、石破氏の防災政策が実現すれば、需要がさらに高まると予想される。また、自動火災報知設備で知られる能美防災<6744>(東証プライム)や、多目的シェルターを手掛けるサンヨーホームズ<1420>(東証スタンダード)も、災害対策が強化される中で注目を集めている。これらの企業は、石破氏が提案する防災庁創設が実現すれば、今後ますます成長する可能性は高いだろう。
■石破氏の地元・鳥取県関連銘柄にも注目
石破茂氏の地元である鳥取県も、彼の総裁選出を機に関連銘柄が注目されている。鳥取県に本店を構える鳥取銀行<8383>(東証スタンダード)は、地域経済の発展に寄与する地方銀行として、地域社会の成長と共に業績向上が期待されている。また、電子部品メーカーのトミタ電機<6898>(東証スタンダード)も鳥取県に本社を構えており、石破氏が進める地方経済振興策による影響が見込まれている。地元企業への支援が強化されることが想定され、鳥取県関連の企業は全国的な注目を浴びており、今後の動向に期待が寄せられている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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