
■機能追加の背景
縦型・ショート動画コンテンツは、広い世代の消費行動に影響を与えている。TikTokが実施した調査「TikTok Socio−Economic Impact Report 2024〜日本における経済的・社会的影響〜」によると、ユーザーのうち30.5%が「TikTokで動画を見て商品やサービスの購入経験がある」と回答している(※1)。また、Meta社によると、Instagramユーザーのうち53%が「リールを見た後に商品やサービスを購入したことがある」と回答している(2023年5月11日 House of Instagram Reels Day)(※2)。
縦型動画広告の需要も急増しており、サイバーエージェントとデジタルインファクトが共同で行った「2023年国内動画広告の市場調査」によると、2023年の市場規模は526億円(2022年比156.3%)に到達し、2024年は773億円、2027年には1,942億円に達する見込みと予測されている(※3)。
このような市場拡大の期待を背景に、同社では、これまで「ショート動画制作プラン」の販売開始及びTikTok専門チームの設置、自社開発であるSaaS型プロダクトのTikTok対応と、運用支援とプロダクト開発の両軸で支援体制を強化してきた。今回の「コムニコ マーケティングスイート」におけるInstagramリールとTikTokカバー画像の設定は、ツールをご利用中の顧客からの要望も多く、より効率的かつ効果的なアカウント運用を支援していく。
■機能概要
投稿作成画面にて、以下の設定が可能となった。
・Instagramは、フィードとリールタブに表示される動画投稿作成の際にカバー画像を設定
・TikTokは、アップロードした動画内のキャプチャをカバー画像として設定
※1:TikTok for business「TikTok、日本における経済効果を発表。2万6千人の雇用を支え、国内名目GDPに4,741億円の貢献」
※2:We Love Social「成果につながるリールとは?House of Instagram Reels Day開催レポート」
※3:サイバーエージェント、2023年国内動画広告の市場調査を発表
■コムニコ マーケティングスイートについて
「コムニコ マーケティングスイート」は、コムニコ自社開発のもと2012年に提供を開始し、投稿機能、分析機能、コメント管理機能を有する、企業のSNSアカウント(Facebook、X、Instagram、TikTok)での投稿管理や効果測定にかける作業を大幅に軽減するSaaS型ツール。企業のSNS担当者様、広告代理店・制作会社などが利用している。なお「コムニコ マーケティングスイート」は、プラットフォーム各社にサービス内容の承認を受け、最新の公式APIに対応している。
・製品URL:https://www.comnico.jp/products/cms/jp
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