■国内GPU市場におけるデファクトスタンダードを目指し、中小口案件の獲得も加速
さくらインターネット<3778>(東証プライム)は10月29日、470円高(10.79%高)の4825円まで上げて急騰している。同社は10月28日、取締役会において、GPUクラウドサービス用の大規模な追加投資を決議したと発表。これは、既発注のNVIDIA HGX B200システムの納期延期を受け、市場需要に迅速に対応するための措置である。
新規導入するH200搭載のGPUサーバは84.3億円、H100搭載サーバは2.6億円の投資規模となる。サービス利用開始は、H100が2024年12月、H200が2025年2月以降を予定している。なお、既発注のB200についても、納入後にサービス提供を進める方針である。
同社は本投資により、コンテナー版および開発中の仮想マシン版でのサービス提供を拡充し、大口案件と中小口案件のバランスの取れた売上構成を目指す。当期業績への影響は現在精査中であり、必要に応じて速やかな開示を行う方針である。
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2024年10月29日
さくらインターネットが急騰、GPUクラウドサービスの強化に向け最新GPU搭載サーバへの追加投資を決定
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:25
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