■世界170か国で支持、エプソンの大容量インクタンクプリンターが記録達成
セイコーエプソン<6724>(東証プライム)は10月30日、2010年10月にインドネシアで発売を開始した大容量インクタンク搭載インクジェットプリンターの世界累積販売台数が1億台を達成したと発表。現在までに販売エリアを約170の国と地域へと拡大し、グローバルな成長を遂げている。
大容量インクタンクプリンターは、新興国市場のニーズに応える形で開発された革新的製品である。従来の設計や販売方法にとらわれない新しいビジネスモデルにより、オフィス・ホーム領域のインクジェットプリンター市場における割合は約45%にまで成長。エプソンは豊富なラインアップと高い認知度により、グローバル出荷台数シェアでナンバーワンの地位を維持している。
この成功は、インクカートリッジ交換の手間や印刷コストの削減に加え、環境意識の高まりを背景とした消耗品の廃棄物削減ニーズに応えた結果である。エプソンのプリンティングソリューションズ事業本部副事業本部長の山田陽一執行役員は、今後も印刷における独自の価値を追求し続けることを表明している。
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2024年10月30日