◆日経平均は3万8053円67銭(1027円58銭安)、TOPIXは2644.26ポイント(51.25ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は19億9628万株
11月1日(金)後場の東京株式市場は、前場の円高が一服し、トヨタ<7203>(東証プライム)などが持ち直して始まったものの、ほどなくジリ安となり、週末立ち合いで3連休前とあって一段と盛り上がりに欠ける相場となった。金利上昇への懸念などある様子。正午過ぎに四半期決算などを発表した旭化成<3407>(東証プライム)は急伸したが三菱商事<8058>(東証プライム)は一段安など、決算発表銘柄の高下が目立つ中、下押す銘柄も少なくなかった。日経平均は874円安で始まり、ジリ安傾向を続けて14時過ぎから下げピッチを強め、大引け間際に1134円59銭安(3万7946円66銭)まで下押す場面を見せて大幅続落となった。
後場は、昼過ぎに四半期決算などを発表したマブチモーター<6592>(東証プライム)や13時に発表したAGC<5201>(東証プライム)は急伸したが、13時台に発表したSUBARU<7270>(東証プライム)や三菱ケミHD<4188>(東証プライム)は下押し、14時台に発表したTDK<6762>(東証プライム)や東リ<7971>(東証スタンダード)は急伸。Delta−Fly Pharma<4598>(東証グロース)は終盤に一段と上げて4日続伸となり第1/2相臨床試験の好結果など連日材料視。
東証プライム市場の出来高概算は19億9628万株(前引けは9億9070万株)、売買代金は4兆4906億円(同2兆2490億円)。プライム上場1647銘柄のうち、値上がり銘柄数は219(前引けは248)銘柄、値下がり銘柄数は1404(同1368)銘柄。
東証33業種別指数はガラス土石1業種が値上がりし、ほかは大半の業種が値下がりした。(HC)
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2024年11月01日
【株式市場】日経平均は1027円安、金利上昇懸念などで後場一段と盛り上がりに欠け下げ幅拡大
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:53
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