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2024年11月07日

神鋼商事は後場一段と強含む、決算発表への期待に加えトランプ氏の対中国関税が追い風の見方も

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■きょう第2四半期決算の発表を予定、第1四半期は47%増益

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は11月7日の後場一段と強含んで始まり、取引開始後に6360円(170円高)まで上げ、3日続伸基調の出直り相場となっている。今日7日に第2四半期決算の発表を予定するため期待が高揚している上、米大統領選で当選したトランプ氏が中国製品の関税を大幅上乗せする方針を示していることを受け、中国製の鉄鋼製品に比べて日本製の鉄鋼製品の国際競争力が強まるとの見方があり、同社株にも注目が波及している。

 8月に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は、売上高が前年同期比11.5%増加し、営業利益は同47.0%増加するなど好調だった。鉄鋼ユニットは建築分野での需要減少や自動車生産台数の横ばいが影響したものの取扱量を維持し、価格上昇の影響により増収増益だった。アルミ・銅ユニットは主に端子コネクターや空調銅管向け用の銅製品の取扱量増加により、増収増益だった。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:46 | 材料でみる株価