鹿島<1812>(東証プライム)は12月3日、秋田県東成瀬村で進行中の成瀬ダム堤体打設工事において、低炭素型「ECMコンクリート」を計1526m3使用し、CO2排出量を73トン削減したと発表。この技術は、普通セメントの代わりに高炉スラグ微粉末を活用し、CO2排出を約52%削減可能であることが特長。国内での大規模ダム堤体への導入は初めてであり、建設業界のカーボンニュートラル推進に大きく寄与する。

ECMコンクリートは、温度ひび割れ抵抗性に優れ、ダムコンクリートと同等の高品質を確保できることが確認された。また、堤体のピーク温度が一般的なコンクリートと同等であることも実証された。これにより、大規模構造物での適用可能性が広がり、今後の普及が期待される。
鹿島は今後、ECMコンクリートをはじめとする環境配慮型技術を活用し、コンクリートダムなど多様な構造物での展開を進める方針だ。2050年カーボンニュートラル実現に向け、建設業界の未来を切り開く一歩として注目される。
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