■タイヤとスポーツ事業の連携でブランド価値向上を目指す
住友ゴム工業<5110>(東証プライム)は、1月8日、米グッドイヤー社から欧州・北米・オセアニア地域における四輪タイヤのダンロップ商標権等を826億円で取得する契約を締結したと発表。これにより一部地域と商材を除き、グローバルにダンロップブランドでのタイヤ事業展開が可能となる。
今後の展開として、ダンロップをグローバルなプレミアムタイヤブランドとして位置づけ、新技術「アクティブトレッド」を搭載した商品やプレミアム車両向け新車用タイヤ、モータースポーツ分野に注力する。また、既存のファルケンブランドについては、各地域で培った商品企画力とマーケティング力を活かし、独自のファン層向け商品展開を進める方針である。
さらに、ダンロップを基幹ブランドと位置付け、タイヤ事業とスポーツ事業の共同でブランド強化活動を推進する。モータースポーツでのブランド投資やテニスでのグローバルマーケティング活動を加速させ、世界規模でのブランド価値向上を目指す。山本悟社長は「ほぼ全世界でダンロップブランドを使用できるようになったことは、当社グループにとって大きな機会である」とコメントしている。
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2025年01月08日
住友ゴム工業、826億円でダンロップ(DUNLOP)商標権等を米Goodyear社から取得しグローバル展開へ
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:23
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