ぐるなび<2440>(東証プライム)は1月20日、生成AIを活用した新たな飲食店検索アプリ「UMAME!」のβ版を2025年1月20日から提供開始すると発表。同社が飲食店検索サービスを開発するのは、「ぐるなび(現:楽天ぐるなび)」以来、初めての試みである。

「UMAME!」は、テキストや音声による日常会話での検索に加え、画像ファイルからの店舗検索も可能とする。AIによる推薦コメントやマッチ度表示、「二次会検索」「旅先グルメガイド」などの特化型機能も実装し、ユーザーの好みに応じて進化する仕組みを特徴とする。これにより、従来にない新たな食体験の提供を目指していく。
同アプリは2024年8月からの社内検証を経て、2025年夏頃に正式リリースを予定している。今後は食体験の記録・シェア機能やマルチランゲージ機能の追加も計画しており、既存の「楽天ぐるなび」アプリとの統合も視野に入れている。なお、本サービスは「ぐるなびNextプロジェクト」の一環として展開され、生成AIを活用した技術革新とDXの実現を目指していく。
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