MRT<6034>(東証グロース)は1月23日、沖縄県で30を超える企業・団体と連携し、「ぬちまーす号」という革新的な医療MaaSプロジェクトを2025年1月24日から開始すると発表。この事業は、リゾートエリアにおける医療アクセスの課題を解決し、観光客の医療不安を軽減することを目的としている。

「ぬちまーす号」は、夜間から深夜にかけて稼働し、ホテルや滞在先で完結するオンライン診療サービスを提供する。看護師が医療機器を携帯し、医師の指示のもとで患者のバイタルを測定し、オンライン診療から処方薬の配送まで一貫したサービスを実証する。
将来的には、観光客向けサービスから地域住民の医療課題解決へと展開を目指している。健康促進プログラム、医療データ連携、保健指導、地域版健康相談ダイヤルの設置など、デジタル基盤を活用した包括的な医療・福祉サービスの構築を推進する計画である。
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