OKI<6703>(東証プライム)は3月19日、高齢者見守りソリューション「WatchOverSmart」が「介護・生活支援ロボット認証」を取得したことを発表した。これは、介護施設における安全性や信頼性が認められたことを示している。今後、OKIは介護市場への展開を加速し、介護職員の負担軽減や高齢者の転倒予兆の早期検知を支援していく。

日本では高齢化が進み、2040年には65歳以上の人口がピークを迎える見込みである。介護ニーズの増加に対し、介護職員の負担は深刻化している。このような状況の中、「WatchOverSmart」は高齢者の行動を常時モニタリングし、異常を検知した際に速やかに通知を行うことで、介護現場の効率化と安全性向上に貢献する。
また、認証取得を機にOKIは在宅高齢者支援にも注力し、さらなる安心・安全な介護環境の構築を目指す。ALSOK介護やダイキンファインテックなどのパートナー企業も同ソリューションの認証取得を歓迎しており、今後の展開に期待が寄せられている。
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