大手ITシステム開発のHOUSEI<5035>(東証グロース)は3月25日、生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」のアップデートを発表した。今回のアップデートでは、アリババクラウドの最新LLM「QWQ−32B」の搭載と、Microsoft Teamsとの連携が実現した。これにより、ユーザーはより高度なAI機能を柔軟に活用し、業務効率を大幅に向上させることが期待される。

「QWQ−32B」は、数学的推論やプログラミングタスクに特化した最新のLLMであり、32.5Bパラメータという中規模ながら、大規模モデルに匹敵する性能を誇る。また、「Microsoft Teams」との連携により、Teamsのチャット画面から直接impraiにアクセスし、社内データを参照した高精度な回答を得ることが可能となった。これにより、情報共有や意思決定の迅速化が図られる。
「imprai」は、100種類以上のエージェントと、Perplexity AI、Fireworks AI、Gemini、ChatGPT、Llama、Mistral、Claudeなど、計37種類のLLMに対応している。ユーザーは、これらの豊富なAI機能を組み合わせることで、多様なビジネスニーズに合わせたアプリケーションをローコードで開発できる。HOUSEIは、今後も様々なツールやサービスとの連携を強化し、企業のDX推進を支援していく方針だ。
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