Jストリーム<4308>(東証グロース)は4月24日、こんにちハローと代理販売契約を締結し、「AIマルチランゲージ動画生成」サービスの提供を開始したと発表。このサービスは、話者の声を保ったまま37言語に対応した動画翻訳を可能にし、口の動きも自然に同期させる技術を実現する。最先端の動画生成AI技術と人による翻訳補正を組み合わせることで、高精度かつ低価格・短納期での多言語動画制作を実現した。

このサービス展開の背景には、外国人労働者の増加やインバウンド需要の高まりがある。従来、言語の壁や話者の感情・熱意の表現が難しいという課題があったが、本サービスはそれを解決する。最大の特徴は話し手の声と口の動きを他言語で自然に再現する点で、AIによる約90%の翻訳精度に人の補正を加えることで高品質な翻訳を実現している。
サービス料金は動画の尺や仕様によって異なり、リップシンクなしの場合は1分あたり1万円から1万4千円、リップシンクありの場合は1分あたり1万円から2万8千円となる。株式会社こんにちハローは2024年3月設立の企業で、「自分の想いを自分の声」で世界発信できるよう支援している。一方のJストリームは1997年設立以来、動画配信を軸に事業展開し、年間1200社以上の企業の動画活用を支援している。
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