ニューラルグループ<4056>(東証グロース)は4月25日、独自開発の大規模言語モデル「NEURAL.LLM」について、320億パラメーターLLMのセキュアなオンプレミス環境への実装を実現したと発表。これにより企業内の閉じたネットワーク内でLLMを活用できるようになり、機密情報や個人情報の漏洩リスクを回避しつつAIを利用可能になる。

同社はエッジAI技術を活かし、限られた計算資源でも高精度を実現する小型LLMモデルをベースとした対話・分析環境を構築。利用企業側のサーバー投資を大幅に抑える効果もあり、セキュアかつ低コストでのLLM商用活用に貢献する。
代表取締役の重松路威氏は「大規模なLLMを企業内で安全に運用可能なセキュアLLMとして、コンパクトな構成で構築できたことは大きな前進」とコメント。機密情報の取り扱いやコンプライアンス上の制約に対応しつつ、従来より大幅なコスト削減を実現し、安心・安全なAI活用の未来を開拓していくとしている。
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