フリー<4478>(東証グロース)は5月9日、クラウド電子契約サービス「freeeサイン」において、これまで有料プラン限定だった弁護士監修の契約書等ひな形ダウンロード機能を無料プランユーザーにも開放した。業務委託契約書や秘密保持契約書など全98種類のひな形が、Word形式でダウンロード可能となり、必要に応じて内容を編集できる。最新の法令(2025年5月9日時点)に対応しており、契約書作成業務の効率化を実現する。

「freeeサイン」の契約書等ひな形ダウンロード機能は、ビジネスにおいて頻繁に使用される多様な契約書や社内文書のテンプレートを提供するもの。今回の対応により、無料プランを含む全ユーザーが、業務委託契約書、秘密保持契約書といった契約書類から、就業規則、社内規定などの社内文書、さらには請求書、納品書、発注書といった取引文書まで、幅広いひな形を利用できるようになった。
すべてのひな形は弁護士による監修を受けており、最新の法令に準拠している点が特徴だ。Word形式でダウンロードできるため、ユーザーは自社の状況に合わせて内容を柔軟に編集することが可能。これにより、契約書作成における専門知識の不足や時間的コストといった課題を解決し、ビジネス文書作成の効率化を支援する。企業規模や契約プランを問わず利用できるようになったことで、より多くの事業者の業務効率化に貢献するサービスとなった。
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