メタリアル<6182>(東証グロース)は5月12日、メディアに掲載されやすいプレスリリースを自動生成・評価採点する「広報AI」に関する特許を出願したと発表。業界初となるスコア化機能を搭載したこのAIは、メディアの取材傾向を学習し、プレスリリースの掲載可能性を5段階で評価する。

「広報AI」は、複数のAIエージェント間での「雑談」を通じて人間らしい表現を生み出す独自の生成プロセスを採用している。6つの評価基準からなる独自の判定ロジックにより、メディア掲載の可能性を70%の精度で予測可能だ。さらに市場規模の参考値やファクトチェック箇所の洗い出しなど、広報担当者のニーズに応える実務的機能も備えている。
翻訳市場で国内シェアNo.1のメタリアルは、今後も試験運用を通じて精度を向上させ、外販開始を目指す。同社は専門AI開発の技術力を活かし、広報業界にとどまらず業界特化型AIの開発を推進し、幅広い分野への展開を図る方針だ。
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