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2025年05月23日

木徳神糧は一時17%安、小泉氏が農水相になり「風向きが変わってきた」との見方

■石破首相はコメ5キロ3000円台だったが小泉農水相は「2000円台」と伝わる

 木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は5月23日、2日続落模様となり、一時17%安の1万200円(2100円安)をつけ、後場も1万500円前後で推移している。コメ高騰を映した第一四半期決算と株式分割などで5月12日に1万3980円まで上げたが、農林水産相に就任した自民党・小泉進次郎氏の発言が伝えられるにつれ、風向きが変わってきたとの見方が出ている。直近は、「小泉農相『コメ2000円台で店頭に』随意契約の備蓄米、6月にも」(日経電子版5月23日昼)とコメ5キログラムの値段に関する発言が伝えられた。株式市場関係者からは、「2000円とはかなり大胆な値段だ」と驚きの声が出ている。なお、木徳神糧は6月30日(月)を基準日として1株を5株に分割することを発表済み。

 報道によると、小泉農相は23日の閣議後の記者会見で、政府備蓄米の放出を巡り、6月にも5キロあたり2000円台で店頭に並べる方針を明らかにした。「今のコメ価格はあまりに高すぎて、日本の経済全体に水を差している」と強調したという。5キロ2000円台は1年超前の値段になる。石破首相は21日に「コメ価格は3千円台でなければならない」と発言したとされており、小泉農相の値段はこれより大幅な値下がりをめざすことになる。(HC)

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