■国内2.3兆円市場を見据えたエコシステム戦略が本格始動
ピーバンドットコム<3559>(東証スタンダード)は6月9日、ローム<6963>(東証プライム)が提供するオンデバイスAIソリューション「Solist−AI」と連携し、エコシステムパートナー契約を締結したと発表。これにより、ピーバンドットコムが展開するセンサのデモ機開発支援サービス「gene」に、Solist−AIマイコンに対応した専用モジュールが加わることとなり、エッジAIの試作・評価を短期間かつ低コストで実現可能とする。
この専用geneモジュールは、ユーザーがセンサの選定と回路図の用意を行うだけで、容易にAIデモ機の構築が可能となる仕組みである。将来的には複数センサ対応の評価キットやリファレンスデザインも提供される予定であり、スマートファクトリーやヘルスケア、スマートシティなど幅広い分野における活用が期待されている。
ピーバンドットコムの後藤康進社長は、同連携によって国内市場で拡大が見込まれるエッジコンピューティングAIマイコン分野において、迅速かつ高度なAI実装支援が実現するとコメント。『“あたりまえ”を革新する』という企業パーパスのもと、モノづくり現場への新たな価値提供を進める姿勢を示している。
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2025年06月10日
ピーバンドットコム、ロームとAIソリューション「Solist−AI」エコシステムパートナー契約を締結
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24
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