飛島ホールディングス<256A>(東証プライム)グループの飛島建設とアクシスウェアは7月17日、建設現場の安全管理DXを推進するため、不安全行動を自動検出するAIシステムを共同開発したと発表した。同システムは市販のネットワークカメラの映像を活用し、「トラック荷台からの飛び降り」や「脚立の不適正使用」などを対象に、不安全行動をAIが自動で検出するもので、専用機器の導入は不要。現場負担の軽減と低コストでの運用が可能で、既に4カ所の作業所で試験運用が進められている。

システムは、蓄積した映像から対象行動に関する人物や機材の関係性、動作を特徴量として抽出し、マルチモーダルモデルにより不安全行動を検出する構成となっている。検出結果は専用のWebアプリで確認でき、日々の傾向分析やAI精度の自動改善機能も備える。夜間に前日の映像を解析し、翌朝の朝礼や安全ミーティングなどに活用する運用方式を採用しており、現場の安全意識向上にも寄与している。
今後は、検出対象行動の拡充やリアルタイム検出機能の追加により、現場巡視やパトロールへの展開も見込まれている。飛島建設は同システムを足掛かりとして、建設現場における“安全をつくり出す”仕組みの確立を目指し、安全管理DXのさらなる進化を推進する構えである。
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