ANAホールディングス<9202>(東証プライム)傘下の全日本空輸は8月5日、国際線において高速機内Wi−Fiサービスを全クラスで無料提供すると発表した。対象機材はB767−300ER(202席仕様・JA625A)で、米国の通信会社Viasat社の最新システムを採用。ストリーミング動画視聴にも対応しており、搭乗時から降機まで快適なインターネット環境の提供を目指す。

同社は2025年度末までに3機の改修を完了し、2026年度中には全6機のB767−300ERで同サービスを導入予定。さらに、2026年度以降に導入するB777−9(18機)、B787−9(19機)にも順次対応を拡大し、計43機への展開を計画している。対象機材には、Wi−Fi対応を示すプラカードが機内に掲示される。
また、2030年末までに国際線機材の8割以上で「全クラス無料・高速機内インターネット環境」の整備を目指すとしている。Viasat社は60社超の航空会社と契約し、4,000機以上にサービスを提供するグローバル通信企業で、2023年にはInmarsat社を買収。マルチネットワーク型の革新的な技術で、航空機内でのシームレスな通信体験を支援している。
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