日本調剤<3341>(東証プライム)は9月16日、南小岩薬局においてAI無人受付機と遠隔服薬指導システムを導入したと発表した。サイバーエージェント<4751>(東証プライム)傘下のMG−DXが提供する「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」と「薬急便モバイルオーダー」を活用し、患者の来局時に自動受付を行い、別店舗の薬剤師によるオンライン服薬指導を可能にする。受付情報を一元管理することで、薬局内の待ち時間を短縮し、薬剤師が調剤や専門的業務に注力できる環境を整備することを狙う。

今回の導入は、厚生労働省が掲げる「患者のための薬局ビジョン」に基づき、薬剤師の業務を「対物中心」から「対人中心」へ転換する流れに対応するものだ。AIを用いた受付の自動化、オンライン服薬指導、待ち状況の可視化などにより、患者はスマートフォンから待機状況を確認でき、時間を有効に活用できる。薬局スタッフの業務負荷軽減にもつながり、効率化とサービス向上を両立させる。
日本調剤は、今回のシステムの効果検証を進めながら導入店舗を拡大する方針である。DX戦略の一環として、医療サービスの利便性と質を両立させる新しい薬局体験を創出し、長期ビジョン「誰もが一番に相談したくなるヘルスケアグループ」の実現を目指す。今後もAIやICTの活用を通じ、安心・安全で利便性の高い医療サービスを提供していくとしている。
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