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2025年10月02日

【株式市場】日経平均125円高で5日ぶり反発、半導体株が主導

■米株高や連敗反動で買い戻し優勢、東京市場は明暗分かれる展開

 10月2日、日経平均株価の前引けは、125円11銭高の4万4675円96銭と5営業日ぶりに反発した。一方、TOPIXは22.42ポイント安の3072.32と続落し、指数間で明暗を分けた。米国株高や連敗の反動を背景に朝方から買いが優勢となり、日経平均は一時500円を超える上昇を見せたが、前場中盤以降は伸び悩んだ。前日の下落が米政府機関閉鎖懸念を織り込んだ反動であったことも、買い戻しを促した要因である。

 半導体関連株が大幅高となり、相場全体を牽引した。米国市場で9月ADP雇用リポートが非農業部門雇用者数の減少を示したことから利下げ観測が強まり、NYダウなど主要指数が上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体株を中心に買いが集まった。ただし日経平均は朝方の勢いを維持できず、上げ幅を縮小した。

 個別銘柄では、MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信が44%高で値上がり率トップ。夢みつけ隊<2673>(東証ジャスダック)テクニスコ<2962>(東証スタンダード)なども急騰。半導体関連では未上場のキオクシアホールディングス<285A>(東証プライム)や、メガチップス<6875>(東証プライム)が大幅高を記録した。一方、値下がり率ではiFree グレーターベイエリア・イノベーション100が27%安。Heartseed<4894>(東証グロース)福留ハム<2291>(東証スタンダード)などが下落率上位に入った。為替市場ではドル円が一時1ドル=147円30銭前後まで上昇したが、その後は147円15銭前後で推移している。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | 今日のマーケット