イトーキ<7972>(東証プライム)のグループ会社であるダルトンは10月6日、再生医療分野の研究開発と産業化を推進する展示会「再生医療JAPAN 2025」(10月8〜10日、パシフィコ横浜)に出展すると発表した。クリーン機器事業がブースを設け、実機展示や操作デモンストレーションを通じて、再生医療やライフサイエンス領域での無菌環境構築技術を紹介する。主力製品である小型除染ボックスなどを展示し、作業効率化と高水準の清浄度維持を訴求する。

展示会は「BioJapan」「再生医療JAPAN」「healthTECH JAPAN」の3展合同で構成されるアジア最大級のパートナリングイベントであり、バイオテクノロジーから医療、デジタルヘルスまで幅広い技術交流の場となる。ダルトンは、医薬・化学・生物などの研究開発施設や製造現場で培ったクリーン技術の応用を示し、再生医療分野の実用化と生産効率向上への貢献を目指す。
同社は創業80年を超える老舗メーカーとして、研究施設・教育施設・クリーン機器・半導体製造装置など8事業を展開しており、顧客との共創を重視する姿勢を掲げる。今回の出展を通じて、研究者・医療関係者・製造業者らとの新たな技術連携を深化させ、再生医療産業の発展を支援する方針である。
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