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2025年10月07日

【株式市場】日経平均は小幅ながら4日続伸、鉄鋼や空運が上昇牽引、後場に半導体関連は失速

■小幅高の4万7950円88銭で引け、売買代金は6兆6084億円

 7日の日経平均株価大引けは、6円12銭高の4万7950円88銭となり、小幅ながら4日続伸した。前場は投資意欲の高まりが強く買いが先行したが、後場にかけて半導体関連などの一角が値を消し上値は重かった。東証プライム市場の売買高は25億852万株、売買代金は6兆6084億円。全33業種のうち20業種が上昇し、13業種が下落した。高市総裁の経済対策に対する期待が引き続き株式市場を支えており、日経平均は一時過去最高を大幅更新するなど、「高市相場」の様相を呈している。

 業種別では鉄鋼が上昇率トップとなり、空運業、ゴム製品、非鉄金属、輸送用機器なども堅調に推移した。一方、その他金融業が下落率首位となり、小売業、保険業、サービス業、銀行業などが軟調だった。個別銘柄では、ZenmuTech<338A>(東証グロース)が新規リリースを材料にストップ高となり、レナサイエンス<4889>(東証グロース)Link−U<4446>(東証プライム)も大幅高。一方、日本生命の保有割合減少が伝わったデータセクション<3905>(東証グロース)は急落した。

 為替市場では、ドル・円が150円60銭台でもみ合い。米10年債利回りの上昇が続くなかでドル買いが優勢となり、ユーロやポンドは対ドルで弱含んだ。欧州株式市場では主要指数がまちまちの展開となり、円売り圧力は限定的だった。市場では米金利動向をにらみつつも、国内決算シーズンを前に短期的な利益確定の動きが強まったとみられる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:37 | 今日のマーケット