■東証プライム市場、売買代金3兆円超えも値下がり銘柄が9割
10月10日前場の日経平均株価は、492円69銭安の4万8087円75銭と大幅に反落した。前日に800円超の上昇を記録した反動で、利益確定売りが広がった。一方、TOPIXも55.67ポイント安の3202.10となり、6営業日ぶりの下落となった。
東証プライム市場の売買代金は3兆2570億円、出来高は13億733万株に達した。33業種のうち小売を除く32業種が下落し、特に証券、商品先物、石油・石炭、鉱業などの下げが目立った。騰落銘柄数では、値下がりが1477銘柄と全体の9割超を占め、値上がりは121銘柄、変わらずは16銘柄にとどまった。為替は1ドル=152円台後半で推移し、やや円高傾向となった。
個別銘柄では、値上がり率上位にファーストリテイリング<9983>(東証プライム)、PHCホールディングス<6523>(東証プライム)、吉野家ホールディングス<9861>(東証プライム)などが入った。ストップ高銘柄にはレナサイエンス<4889>(東証グロース)やオーネックス<5987>(東証スタンダード)が名を連ねた。一方、値下がり率では日本BS放送<9414>(東証スタンダード)やプログリット<9560>(東証グロース)、シリコンスタジオ<3907>(東証グロース)などが大きく下落した。
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2025年10月10日

































