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2025年10月15日

【株式市場】日経平均4万7000円台回復、半導体株中心に反発、東証プライム9割超が値上がり

■ソフトバンクGやアドバンテスなどAI・半導体関連が上昇寄与

 10月15日の日経平均株価は、154円98銭高の4万7002円30銭で寄り付き、反発して取引を開始した。前日の大幅安の反動で買いが先行し、特にソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)アドバンテスト<6857>(東証プライム)など半導体・AI関連株が上昇をけん引している。10時15分時点では一時400円超の上昇となり、プライム銘柄の約9割が値上がりするなど広範囲に買いが波及している。

 東証プライム市場では午前10時時点で、1469銘柄が値上がり、値下がりは119銘柄にとどまった。業種別では33業種中31業種が上昇し、証券・商品、非鉄金属、機械、建設、電気機器、銀行などが値上がり率上位となった。一方でゴム製品、精密機器の2業種のみが下落。個別銘柄ではメルカリ<4385>(東証プライム)イオン<8267>(東証プライム)リックス<7525>(東証プライム)などが値上がり率上位となり、ストップ高も4銘柄にのぼった。

 為替市場では、ドル円が1ドル=151円台半ば、ユーロ円が1ユーロ=176円前後で推移しており、やや円安傾向にある。政局面では、公明党の連立離脱表明を受け高市新政権誕生への不透明感が台頭。加えて米中貿易摩擦の激化懸念も相まって前週末には株価が急落していたが、本日は米国の利下げ期待を背景に買い戻しが優勢となっている。ただし政局不安を背景に、投資家心理には慎重姿勢が残る状況である。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:49 | 今日のマーケット