任天堂<7974>(東証プライム)は10月16日、人気シリーズ最新作『Pokémon LEGENDS Z−A(ゼットエー)』を発売した。対応機種はNintendo SwitchおよびNintendo Switch2で、後者向けには専用エディションも同時発売された。舞台は2013年発売の『ポケットモンスター X・Y』で登場したミアレシティ。人とポケモンの共存をテーマに、「ワイルドゾーン」や夜間限定の「バトルゾーン」など多層的な都市構造を描く。プレイヤーは「ZAロワイヤル」と呼ばれる大会に挑み、最高ランク「Aランク」を目指してトレーナーたちと競い合う。

同作のバトルは従来のターン制から一新し、リアルタイムで進行する点が特徴だ。技ごとに使用後のクールタイムが設定され、タイミングと判断力が勝敗を左右する。最大4人での通信対戦も可能で、世界中のプレイヤーと同時にポケモン勝負を楽しめる。また、『X・Y』で話題となった「メガシンカ」が再登場し、新たなメガシンカポケモンも登場する。これにより戦略性が拡大し、従来作品にない動的な戦闘体験が実現している。
物語では、ミアレシティを襲う「暴走メガシンカ」事件が軸となる。トレーナーとポケモンの絆が生む力が、制御不能な変化を引き起こすという設定で、プレイヤーはポケモンと協力して暴走したメガシンカポケモンを救う。価格は通常版がパッケージ7,128円、ダウンロード7,100円、Switch2版はそれぞれ8,128円・8,100円。追加コンテンツ『M次元ラッシュ』や着せ替えアイテム「ホロモードセットX・Y」も発表され、冬には新たなストーリーが配信予定。早期購入特典として「サーナイトナイトを持ったラルトス」が入手できる。加えて、対象店舗でのGPSチェックインやセブン−イレブンとのコラボキャンペーンも展開されており、作品世界と現実が連動する新しいファン体験が提供されている。
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!


































