
■2026年以降アジアで順次発売、日本ではディーゼルモデルを導入
トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は11月10日、タイ・バンコクで新型「ハイラックス」を世界初披露した。同社はカーボンニュートラル社会の実現に向けた「マルチパスウェイ」戦略のもと、BEV(電気自動車)やFCEV(水素燃料電池車)など多様なパワートレーンを各地域で展開していく方針を示した。新型ハイラックスはBEVモデルを新たに追加し、アジア地域では2026年以降順次発売、日本では同年年央にディーゼルモデルを投入する予定である。
新型BEVモデルは総電力量59.2kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離300km以上を実現。前後に高出力eAxleを採用し、システム最高出力144kWを発揮する。堅牢なフレーム構造を維持しつつ、バッテリーを床下に格納して低重心化を図り、優れた悪路走破性を確保した。トヨタはこのモデルを通じ、電動化の選択肢を広げ、各国のエネルギー事情や顧客ニーズに応じた車づくりを推進する考えである。
トヨタのサイモン・ハンフリーズCBOは発表会で、タイとの60年以上の協力関係を強調。ハイラックスは「町いちばんの車づくり」を象徴する存在であり、タイでは国民車として親しまれていると述べた。第9世代となる新型は、環境対応と信頼性を両立したグローバルモデルとして進化した。トヨタは今後も地域社会との共創を通じ、「Mobility for All(すべての人に移動の自由を)」を体現する車づくりを進めるとしている。
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