■1000億円の自社株買いと消却を同時決議
任天堂<7974>(東証プライム)は2月27日、政策保有株式の縮減を目的とした普通株式の売出しを発表した。売出株式数は32,697,900株で、オーバーアロットメントによる売出し(上限4,904,600株)を含めると最大37,602,500株に達する。売出人は野村信託銀行(退職給付信託三菱UFJ銀行口)が16,149,900株、京都銀行が10,000,000株、ディー・エヌ・エーが6,000,000株、りそな銀行が548,000株となっている。
売出価格は未定で、2026年3月9日から12日の間のいずれかの日(売出価格等決定日)に、東証における終値に0.90〜1.00を乗じた価格を仮条件として決定される。主幹事は野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、SMBC日興証券の4社が共同で務める。売出しの一部は欧州・アジアを中心とする海外市場(米国およびカナダを除く)で販売される見通しだ。
同社は併せて、自己株式の取得・消却も決議した。取得上限は1,400万株・総額1,000億円で、取得期間は2026年3月3日から4日の2日間、東証のToSTNeT−3を通じた買付けで実施する。取得した自己株式は同年3月31日に全株消却する予定で、資本効率の向上や機動的な資本政策、株主還元に加え、今回の売出しに伴う需給への影響を緩和することが目的とされている。
今回の売出しは、同社が推進する政策保有株式の縮減方針に基づく取り組みの一環であり、株主層の拡大・多様化を目指すものだ。京都銀行、ディー・エヌ・エー、りそな銀行の3社は売出価格等決定日から売出価格等決定日に始まり、受渡期日から起算して180日目の日までのロックアップに合意している。なお、今回の自己株式取得で各売出人がToSTNeT−3に応募した場合、売出株式数が減少する可能性がある。
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2026年03月02日

































