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2026年03月05日

オンコリスバイオファーマ、OBP−601研究が米ARPA−H採択、最大2200万ドル支援

■ライセンス先Transposon社がPROSPRプログラムに採択

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東証グロース)は3月5日8時30分、同社が米Transposon社へライセンスアウトしたLINE−1逆転写酵素阻害剤「OBP−601(TPN−101)」について、同社が米国の医療先端研究計画局(ARPA−H)の研究プログラム「PROSPR」に採択され、最大2200万ドルの研究開発支援を受けることが公表されたと発表した。研究資金は、研究の進捗や費用発生に応じてTransposon社および参画する研究機関へ支払われる予定である。

 OBP−601はLINE−1逆転写酵素を特異的に阻害する医薬品候補で、ヒトゲノム内のレトロトランスポゾン「LINE−1」の異常活性化が細胞老化や炎症反応を引き起こす可能性に着目して開発が進められている。LINE−1の制御異常によりDNAが過剰産生されると自然免疫応答が誘導され、神経変性疾患や自己免疫疾患、加齢関連疾患の病態形成に関与するとの知見がある。OBP−601は同逆転写酵素を阻害することで自然免疫の過剰活性化や炎症、細胞老化プロセスの抑制が期待される。

 今回の採択は、健康寿命の延伸を目的とする研究開発の一環として評価されたもの。ARPA−Hは2022年設立の米国機関で、生物医学や健康分野における高インパクト研究を支援している。同社によると、本件による2026年12月期業績への影響はないものの、OBP−601が加齢関連疾患領域における画期的新薬として開発が進展することに期待を示している。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:08 | IR企業情報