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2026年03月05日

アンジェス、AV−001の熱傷治療で米FDA治験許可取得、血管漏出抑制薬の臨床評価へ

■重度熱傷患者の急性期蘇生治療を対象に臨床試験開始へ

 アンジェス<4563>(東証グロース)は3月5日8時30分、カナダのバイオ医薬品企業Vasomune Therapeuticsと共同開発するTie2受容体アゴニスト「Pegevongitide(AV−001)」について、重度熱傷患者の急性期蘇生治療を対象とした新薬臨床試験(IND)申請が米国食品医薬品局(FDA)により許可されたと発表した。これにより、同治療領域での臨床プログラム開始が可能となる。なお、今回の許可による2026年12月期連結業績への影響はないとしている。

 AV−001は、血管漏出を抑制するTie2アゴニストの注射製剤であり、血管内皮の安定化を通じて血管漏出や炎症を抑える新たな治療アプローチを特徴とする。現在は急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の予防・治療を対象とした臨床開発が進められており、Tie2/Angiopoietin−1シグナル伝達経路を標的とすることで血管機能を安定化させる。前臨床試験では血管漏出の低減と血行動態の改善が示されている。

 今回のFDAによるIND許可により、重度熱傷患者の蘇生過程におけるAV−001の安全性および有効性を評価する臨床試験が開始される見通しとなった。アンジェスは今後も同剤の開発を進め、血管漏出が関与する重篤疾患に対する新たな治療の実現を目指すとしている。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:12 | IR企業情報