ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)は3月10日、Anthropic(アンソロピック)の大規模言語モデル「Claude」を活用したガバナンス対応型AI駆動開発を推進し、大手事業者を含む複数の受注プロジェクトで実運用を拡大していると発表した。アクセス管理・変更管理・監査証跡の確保を前提とする統制環境の下で、コーディング支援や設計書作成などの開発工程にAIを組み込み、エンタープライズ水準の開発体制を構築している。

背景には、AIの活用がコーディング支援から設計・仕様書作成など上流工程へ拡大する一方、上場企業や大手企業では内部統制報告制度(J−SOX)への対応が求められ、導入に統制設計が不可欠である点がある。同社はMicrosoftおよびGitHubのエンタープライズセキュリティ基盤と統合した開発環境を採用し、GitHub Copilot経由でClaudeを利用することで、AIによるコード生成やレビュー支援を統制下で運用している。
さらに、要件定義書や機能一覧をもとにClaudeを活用した設計書・仕様書の自動生成を実装し、商用プロジェクトでのノウハウを蓄積している。OpenAIモデルとClaudeを用途別に使い分けるマルチモデル戦略も導入し、今後はテスト工程や運用・保守領域までAI駆動開発を拡大する方針である。Microsoft FoundryやCopilot Studioといったエコシステム上でのClaude活用も視野に入れ、開発ライフサイクル全体のAI化を推進する。
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