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2026年04月06日

日本電気硝子、超薄板ガラス「Sonarion」を命名、ハイエンド音響市場で採用拡大へ

■厚み25μm〜200μmの世界最薄クラス、軽量と高強度を両立

 日本電気硝子<5214>(東証プライム)は4月6日、スピーカー用振動板に用いる超薄板ガラスの名称を「Sonarion(ソナリオン)」に決定したと発表した。ブランド化を通じてハイエンド音響市場での認知向上を図り、独自のガラス技術による新たな音響体験の提供と採用拡大を目指す。名称は音を意味する「Sonar」と「Orion」を組み合わせた造語で、透明感のある澄んだ音色を象徴している。

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 Sonarionは振動板用途に特化した超薄板ガラスで、厚みは25μm〜200μmと世界最薄クラスを実現した。軽量でありながら高い強度を備え、激しい振幅や音圧にも耐える特性を持つ。これにより音の立ち上がりや立ち下がりが速く、歪みの少ないクリアな音質を実現するほか、内部損失が大きく固有音が少ないため、繊細な音のニュアンスを正確に再現できる。

 同社は台湾のGAITと共同で、同素材を用いた振動板を開発した。精密3D加工と特殊な化学強化処理により、耐久性と音響性能を両立させた点が特徴である。温度や湿度の変化にも強く、経年劣化しにくい特性を備える。2024年4月に締結した戦略的パートナーシップのもと、開発から製造、市場展開までを共同で推進し、オーディオ分野での応用拡大を進める。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:51 | 新製品&新技術NOW