日本トリム<6788>(東証プライム)は4月6日、早稲田大学との共同研究で、電解水素水が特定のがん細胞において抗がん剤感受性を高める可能性を細胞実験で示したと発表した。研究成果は2月17日付で学術誌「Journal of Cellular and Molecular Medicine」に掲載された。

研究では、電解水素水の投与により、細胞の成長・代謝制御に関わるmTORC1経路関連遺伝子の変動や、下流分子p70 S6Kのリン酸化上昇を確認した。さらに、オートファジー活性の低下も認められ、子宮頸がん細胞HeLaではパクリタキセル、大腸がん細胞HCT116では5−FUとの併用で、浄水群より細胞生存率が低下した。
一方、オートファジー機能不全細胞では同様の差が消失し、抗がん剤感受性の変化にオートファジーが関与する可能性が示された。溶存水素量を揃えた水では同様の作用が見られた半面、加熱処理後は効果が失われ、分子状水素に加え微量成分の関与も示唆された。ただ、成果は細胞実験段階にとどまり、動物試験や臨床研究による有効性、安全性の検証が今後の課題となる。
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