シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)の子会社で、シェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUS(東京都品川区)と沖縄県宮古島市は、「宮古島市シェアサイクル事業の実証事業に関する基本協定書」を締結し、4月1日から市内でシェアサイクルの実証実験を開始した。平良港国際クルーズターミナルや宮古島市役所などにステーションを設置し、電動アシスト自転車による移動が可能となる。

シナネンモビリティPLUSは、一都三県および大阪府を中心に「HELLO CYCLING」プラットフォームを活用したシェアサイクル「ダイチャリ」を展開し、全国で3,000カ所超のステーションと15,700台超の自転車を運営する国内最大級の事業者である。2017年のサービス開始以来、累計利用回数は5,400万回を超えている。
宮古島市は鉄道が存在しない島しょ地域であり、路線バスやレンタカーが主な移動手段となっている。観光シーズンにはタクシーやレンタカー不足、交通渋滞などの二次交通課題が深刻化しており、今回の実証実験は交通環境の改善と観光周遊性の向上を目的とする。市内6カ所にステーションを設置し、うち1カ所は2026年6月に開設予定である。料金は利用開始15分250円、12時間4,000円とし、利用者数や属性などの効果検証を進める。
今回の取り組みは、観光客の市内回遊を促すとともに、市民にとっても新たな移動手段を提供するもので、地域活性化に資する交通システムとしてのシェアサイクルの有効性を検証する狙いがある。
シナネンモビリティPLUSは、今後も便利で利用しやすいシェアサイクルの普及を進め、より多くの利用者に向けてサービスの充実を図るとしている。
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