古野電気<6814>(東証プライム)は4月7日、独自の海況予測システム「Phizmo」を基盤としたグローバル海況予測データサービスの提供を開始したと発表した。特設サイトも公開し、企業や自治体、研究機関に向けて高精度な海洋データの提供を本格化する。

気候変動や海洋災害リスクの高まりを背景に、高精度な海況データの重要性は増している。一方、従来の数値モデルは解像度が粗く、沿岸域や局所現象の把握が難しい課題があった。同社は航海用電子機器で培った知見と衛星データ同化技術を融合し、水平約3km・1時間間隔の高解像度データを実現。水温や塩分、流速などを20層の3次元データで提供し、実海況の再現性を高めた。
サービスは全球から港湾・沿岸まで柔軟に対応し、分析負担を軽減するデータセット形式で提供するほか、データ活用を前提としたソリューション開発まで支援する。研究、物流、港湾工事、観光、安全管理、保険、メディアなど幅広い分野での活用を見込む。同社は海洋DXを支えるデータ基盤の強化を進め、持続可能な海の未来と安全・安心な社会の実現に貢献する考えだ。
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