サイバーリンクス<3683>(東証スタンダード)は4月8日、韓国のソフトウェア企業HANCOMと、日本の金融およびエンタープライズ市場におけるAI生体認証・本人確認サービスの展開に向けた協力開始を発表した。東京ビッグサイトで開催中の「Japan DX Week 春 2026」において契約締結セレモニーを実施し、両社の連携方針を共有した。

今回の取り組みでは、HANCOMが提供するAI顔認証ソリューション「HANCOM AUTH」を軸に、日本市場向けサービスの事業展開を共同で検討する。日本の制度や市場特性に対応したローカライズも段階的に進める方針である。背景には、金融機関のDX加速や行政手続きのデジタル化、企業の業務高度化に伴い、安全性と利便性を両立した本人確認基盤の需要が高まっていることがある。サイバーリンクスはJPKIを活用した認証基盤を展開し、HANCOMはディープフェイク対応を含む高精度な顔認証技術を有する。
今後は金融機関向けのeKYCサービス提案を中心に、行政のオンライン手続き支援や企業向け認証の高度化にも取り組む。マイナンバーカード連携やデータセンター活用などを通じ、日本の制度要件に適合したサービス構築を進める計画だ。両社は技術とノウハウを融合し、セキュリティと利便性を両立した本人確認サービスの確立を目指し、日本市場におけるトラスト領域の発展に寄与する。
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